健康経営の推進
健康経営の実現に向けて、全社的な働き方改革に基づくワークライフバランスの推進をはじめ、健康配慮の前提である健康診断100%受診を徹底するなど、心と体の健康づくりに積極的に取り組んでいます。
健康経営の目的
東京ガスグループでは、健康経営を人的資本経営の土台と位置づけ、従業員一人ひとりが心身ともに健康で持てる力を十分に発揮し続けることを目的として、健康経営を推進しています。
こうした考え方を「健康経営宣言」として社内外に公表するとともに、2030年に向けた健康経営KGI・KPIを設定し、それらを体系的に整理した健康経営戦略マップを策定しています。
健康経営宣言
東京ガスグループは、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、持てる力を十分に発揮して働くことが大切だと考えています。
そのために、従業員とその家族が、現在と未来において健康であるために必要な取り組みを自立的に進められるよう、必要な支援を積極的・継続的に行っていきます。
あわせて、職場の仲間・仕事のパートナーとともに安心して健康で働ける職場をつくり、そこで従業員がお客さまと社会の期待に応えることによって、グループ経営理念の存在意義「人によりそい、社会をささえ、未来をつむぐエネルギーになる。」を実現していきます。
東京ガス株式会社
取締役 代表執行役社長CEO
笹山晋一
健康経営KGI
| 目標(2030年度) |
実績(2025年度) |
|
|---|---|---|
| プレゼンティーズム |
80%以上 |
80.6% |
| アブセンティーズム |
95点以上 |
96.0点 |
| 「健康サポート」指数 |
85%以上 |
79.7% |
| ※参考値 ワークエンゲイジメント |
- |
52.7点 |
-
プレゼンティーズム:SPQ(Single-Item Presenteeism Question 東大1項目版)
アブセンティーズム:欠勤の状況と遅刻早退の状況をそれぞれ日数をレンジ分けした選択式で尋ね、合算して算出している。0点〜100点の値を取り、100点が最良である。
ワークエンゲイジメント:新職業性ストレス簡易調査票得点計算法に従って計算。測定人数は4047名、回答率は96%。
健康経営KPI
基礎KPI
| 目標(2030年度) | 実績(2025年度) | |
|---|---|---|
| 健康診断受診率 | 100% | 100% |
| ヘルスケアアプリ登録者率 |
50%以上 |
29% |
| 40歳以上のオプション健診受診率 | 前年度より高い |
(2026年度から実績を集計) |
| ストレスチェック受検率 | 90%以上 | 95.9% |
からだの健康KPI
| 目標(2030年度) | 実績(2025年度) | |
|---|---|---|
| BMI適正者※1比率 | 男性 女性 70%以上 | 男性65.6% 女性66.9% |
| 日常的に運動しているものの割合※2 | 40%以上 |
33.5% |
| 睡眠で十分な休養がとれているものの割合 |
80%以上 |
63.3% |
| 適切な食事習慣を有すものの割合※3 |
80%以上 |
71.2% |
| 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒しているものの割合 |
前年度より低い |
男性17.5% 女性18.9% |
| 喫煙率 | 15%未満(全社) | 18% |
| 健康イベント参加率 |
80% |
(2026年度から実績を集計) |
-
※1BMI値が18.5以上25未満
-
※240歳以上で、1回30分以上の運動を週2回以上継続しているもの
-
※3問診項目4問のうち3問以上で適切な習慣を有するもの
こころの健康KPI
| 目標(2030年度) | 実績(2025年度) | |
|---|---|---|
| 高ストレス者割合 | 前年比改善 | 5.7% |
| 会社全体の総合健康リスク |
75以下 |
72 |
健康経営戦略マップ
健康経営の推進体制
人事部担当役員を最高責任者として健康と安全を推進しています。人事部担当役員を議長とした中央安全衛生会議では、東京ガスグループの課題や方針の策定、心と身体の健康増進施策を定期的に協議しています。また、部門の安全衛生会議や各事業所での安全衛生委員会等では全社方針のもと、従業員の意見も反映し課題に基づき衛生活動を自立的に推進しています。人事部内には安全・健康の推進を担う専門組織「安全健康・福利室」を設置し、産業医・産業看護職等が各職場や健康保険組合と連携し社員の心身の健康や労働環境の向上に努めています。
健康経営の実現に向けた取り組み
産業医と産業保健スタッフを含めた体制の下、法定を上回る検査項目の定期健康診断100%受診の徹底、ストレスチェックの実施、ヘルスケアアプリを活用した運動習慣の定着・促進、メンタルヘルスへの対策、女性の健康問題への対応など、さまざまな健康保持・増進のための取り組みを継続的に行っています。
なお、これらの取り組みが評価され、東京ガスは従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組んでいる法人として、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門、ホワイト500)」に認定されています。
社会へのインパクト
- 健康診断受診率100%の維持によって、従業員の健康リスクの早期警告に貢献
- 従業員の心身の健康保持・増進の取り組みによって、働きがいのある人間らしい仕事の実現に貢献